パタリロ体操

リハラボ高円寺の瀧です。

今月から体操の中に口腔機能訓練を取り入れるようにし、その一つがパタカラ体操なのですが、
ある利用者さんは、「なんだかデイサービスみたいだな」とちょっと抵抗を感じているよう。
(リハラボもリハビリデイ専門サービスなのですが...)

口腔機能訓練の目的は、口周りの運動をすることで、筋肉をほぐし、噛む力や飲み込む力を維持することです。
肺炎で亡くなる高齢者の約7割が患っているという誤嚥性肺炎。その予防としても口腔機能訓練は重要です。
いろんな口腔体操がありパタカラ体操もその一つであり、高齢者施設で取り入れているところも多いです。

ということで、抵抗ある若い利用者さんのために私が考案したのが「パタリロ体操」。
要は口周りの運動なのです。
効果的に行うポイントは、唾が飛び散るぐらい力いっぱい発声することです。
大声ではなく、口周りの筋肉を使うことが大事です。これも筋トレなのです。
これだけできればパタカラでもパタリロでもリハラボでも変わりません。












そしてパタリロ体操の効果は、誤嚥防止だけではありません。
表情筋が強化されほうれい線が目立たなったり、肌の新陳代謝もよくなります。

そのためターンオーバーの期間が早くなり、肌質が改善されてシミが薄くなる効果が期待できます。
あくまでも期待です。効果には本人の努力による個人差があります。


老若男女の皆様、パタリロ体操をしましょう。