自動車の運転について

桜も散り、暖かい風が春本番を告げてくれていますね。

リハラボ訪問看護リハビリステーション町田の作業療法士、永島です。












先日、所属している東京都作業療法士会の「自動車運転と移動支援対策委員会」に、委員として参加してまいりました。

ここ数年、高齢の方の自動車運転事故がメディアでも多く取り上げられています。

現在、75歳以上の免許保有者数は500万人を超えており、交通事故の発生件数自体は減少しておりますが、高齢者の増加から相対的に高齢者の事故の割合が増えています。

皆様は、
「高齢の方の自動車運転事故」についてどのようなお考えをお持ちでしょうか?

昨今、″運転免許の保持に対して、年齢に上限をつける″という議論も出てきています。
しかし、地域によっては自動車運転が生活に直結する大切な移動手段と捉えている方が一定数存在するのも事実です。

リハビリではこのような、高齢の方や障害をお持ちの方が免許の更新を行う際、医師が診断書を記載する時に、運転能力を評価し助言を求められることが増えてきています。

このような状況の中で、地域レベルで問題に立ち向かうべく、現在、町田市そして神奈川県相模原地域の近隣病院と連携し、地域での運転支援について勉強会を開催しています。



皆様も身近な方が自動車運転で悩まれていたら、主治医の先生やリハビリテーションの専門職、地域包括支援センターに相談してみてはいかがでしょうか?