こんにちは。リハラボ訪問看護リハビリステーションの古谷です。ブログたくさん書きましたが理学療法士っぽいこと書いたことがなかったので・・・ (コイツ本当に理学療法士?? と思われないために)理学療法士っぽいことをブログにしたいと思います!笑
腰痛のかた、とても多いですね。
腰痛といっても様々な腰痛があります。
大きく分けて、「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」です。
特異的腰痛とは、原因がはっきりしている腰痛のことです。
非特異的腰痛とは、原因がはっきりしていない腰痛のことです。
諸説ありますが一般的に腰痛の約85%が非特異的腰痛といわれています。
特に日本人はデスクワークの方が多く、座りっぱなしの姿勢は腰痛を作りやすいので・・・腰痛と座るときの姿勢の関連性について説明していきます。
~腰痛はなぜおきる?~
これも諸説有りますが、多くは背骨と背骨の間にある「椎間板のズレ」によるものと考えています。
腰を曲げる(腰椎を屈曲)すると、椎間板の中のものは「後方」に移動
腰をそらす(腰椎を伸展)すると、椎間板の中のものは「前方」に移動
するとされています。
この椎間板の中の物を「髄核」がどちらかに偏ると痛みを生じることがあります。
~座っている姿勢はどんな姿勢?~
多くの方が座っているときの姿勢は腰が曲がっていますよね?
その姿勢が長時間続くと、髄核は後ろに後ろに移動し偏ってしまうのです。
そうすると、椅子から立ち上がったときに「いてて、、、」となる可能性が高くなします。
~予防するためにはどうすればよいの?~
予防するためには
①良い姿勢をとる
②腰を時折そらす
事が必要と考えています。
①の良い姿勢は、自身ががんばってとり続けるのは大変です。そんなときに役立つのがバスタオル!バスタオルを丸めて、腰の所に入れると良い姿勢をとりやすくなります。
(出典:ロビン・マッケンジー 著,岩貞吉寛,他 訳『自分で治せる!腰痛改善マニュアル』,実業之日本社,P46)
※図では「ランバーロール」となっていますが、バスタオルでOKです。ご自身が座りやすいと思う位置、厚みを調節してください。
②の腰をそらすのは、立って行っていただければと思います。可能であれば2-3時間おきに5回ほど出来ればよいですね。
上記の説明は、合う人と合わない人がいます。
もし「これは私に合わないのかな?」と思われた方はお気軽にご相談下さい!
また年内最後のブログの更新です!
皆様良いお年をお迎え下さいませm(_ _)m